September 01, 2002

4 Dismount 行動

残暑の中,エンジンを下ろすための作業にはいる。フロントグリル、サポートステー、フェンダーをはずす。(ブレーキ配管の分岐も) スターター、オイルプレッシャ配管のフィッティングを外す。ベルハウジング結合のボルト、オイルパン下には念のため、木材をかませてダルマジャッキでサポートをとる。エンジンマウントのボルト4個、エンジンブロックにロープを渡す。クレナモロープ(破断荷重1350kgf/本) 前後各2本の4本(破断荷重5700kgf)。シリンダヘッドはとりはずしている状態だから、せいぜい150kgf程度であろう。ロープはエッジ等にあたらないように注意しつつ、負荷がかかったときに伸びが最小になるように配置して固定する。チェーンブロックで引きあげる。ベルハウンジグから分離。フレームからエンジンの重量がなくなるので、リーフスプリングによりフレームが上部に持ち上がる。アクスルハウジングははフレームから離れていくため、エンジンとの干渉はしない。 
しかし、ところどころ接触してしまう。ジェネレータ、フロントパイプを外しておくとスムーズであったろう。最初、吊ってもなかなか寄ってこなかったが、スピードメータケーブルとブロックと固定点を外すのを忘れていた。エンジンを吊ったやぐらを前方へ移動し、方向転換して一端着陸。クラッチディスク&カバー、フライホイールを取り外す。クラッチディスク、カバーは交換してそんなに走っていない。また、分解することになるとは哀しいものがあります。エンジンスタンドよりアダプターを外して、ブロックリヤ側に取り付ける。エンジンを吊り上げて、スタンドに挿入する。今日の作業はここまで。暑い日であった。ビールがうまい!ジープ整備はいい運動である。 


<以下はそれまでの経緯>

020831 備品購入 エンジンスタンド,ピストンリングコンプレッサー購入(ストレート京都)
020825 前準備 ハーネス取り外し レギュレータ ライト オルタネータ スターター 接続は手帳にメモ。エンジンやぐらの組み立て。最初 剛性感がなく ふにゃふにゃ セッティング 各支点 節点の位置あわせ。なんとかマシになる。チェーンブロックの固定はクレナモロープ(1350kgf)四本がけ。購入 クレナモロープφ13mm 10m (¥220/m)
020809 部品確保 バルブシートリング確保 流用可能部品(4G5系エンジン)10個確保
020719 ラジエータ引き取り 慢性的な微小漏れがあったので修理に出していた。アッパータンクはずしロウ付け修理依頼。コアがへたっておりコア替えしたほうがいい状態とのこと。ラジエータ引引き取り¥8500也 艶消しブラックで再塗装 アッパータンクは取り外し再ロウ付け処理したとのこと。 しかし、アーパタンク漏れが修理できたことで、内圧負荷がよわっていたコアに集中。最終的にはコア漏れが深刻化し、結果は失敗に終わる。このとき,自分の甘い判断を知るよしもなく。一つ済んだと思い込んでいた。 
020713 修理 ラジエータ修理依頼 アッパータンクのはずしロウ付けしなおしで修理依頼 コア替え必要な場合TELもらう。アッパータンクの継ぎ目は内と外でのロウ付けなので、いったん漏れがあると外からだけのロウたしでは不完全であるとのこと。いったんすべてを外して、接続部にロウを足し上で再び付ける必要がある。ヒーターコア総替えであると 約¥30000 だそうである。その場合は新品買った方がいいだろう。自転車&バイク屋さんなのだが、親父さんの手は生傷だらけであり日々のご苦労を感じる。バックアップとしてはCJ3B部品取りラジエータとする。
準備 ガレージは間口が狭く、下が雨水よけに若干スロープになっている。油圧式エンジンクレーンがあればいいのだが・・・。どうするかを思案する。チェンブロックはあるので、やぐらさえできればなんとなる。ということで貧乏整備の常套手段 足場管やぐらを作ることにした。




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