June 18, 2022

準備 車検整備5

1972年式(昭和47年)三菱ジープJ3R
車検に向けた整備5回目。
先週のウオッシャータンク、1週間経って、漏れなし。ブレーキ関係も漏れなし。今日は、動力伝達系の締め付け、油漏れ点検。

先週、グリスまみれで真っ黒だった。もちかえって、袋詰め揉み洗いで、きれいになった。
また使える。

エンジンの下回りから。
燃料ポンプ 取り付けている2本の六角ボルト締めにくい、ソケットは入らない。片口スパナで何とか締める。(整備性からインチの六角ボルト穴付きボルトを準備しているが、交換していない。)
左側のエンジンマウントは、三菱形状でCJ3Bとは異なる。2003年にゴム部をシーリング剤(KE45)でコーティング。もちこたえているようである。
オイルホースも酸化防止をねらい、シリコンテープで保護している。

オイルポンプ 少し増し締めしろがあった。

エンジン右側、ステアリングリンケージ他、
汚い・・・

ステアリングギヤボックス周り、
やはり汚い・・・

フロントプロペラシャフトのブーツ。去年、破れのため、暫定で、テープ巻いて、スーパーXでコーティング。意外ともっている。

ミッション、トランスファーのオイル点検。トランスファー、フィラープラグ緩めると、オイルが出ない。指を入れても、オイルが着かない。オイルがないのか!(汗)結局、300ccほど追加程度で、入っていた。にじみ、漏れはオイルがあることの目安。確かに。

オーバードライブ(O/D)。2005年導入。
もう、17年経つのか。
ジープ乗りの集会、遠出となるので、O/Dを取り付けて、走る人たちの集まりだからと前日にウインチ取りつけて、中央フリーウェイ(料金はフリーじゃないが)を通って、
向かった入間川でのT90ミーティング
(三速ジープのりの集い)

と、眺めていると・・・

なんじゃこれ?亀裂か?以前にも気になる亀裂様相があったことの記憶が少しあるが、結局どうしたのか憶えていない。

拡大鏡で、顔を近づけてみても、亀裂のように、にしか見えない。
まじか?ここにきて・・・トホホホ

気になるので、オーバードライブを取り外すことに、久しぶりのため段取り、要領グダクダ。


内部へ貫通してはいない。肉厚は十分あり、そうそう割れないであろう。
どうも型の継ぎ目の段差で、端の方がひび割れている程度とみた。とりあえずよかった。

センターシャフトギヤは、当たりは良さそう。オイルもまわっているようである。
オーバードライブを元通りに取り付けた。

残り、グリスアップ作業。

リーフスプリング固定側ピボット 
グリスアップ

リーフスプリングのたわみを吸収するシャックル。グリスアップ。グリスが入りやすいようにフレームで車体を支え、リーフスプリングをぶら下げた状態とする。(画像はプロペラシャフトを回すためにダルマジャッキでタイヤを浮かせている時)

CJ3B-J3,その後のJ3R ジープであることの特長の一つ。コの字、Cシャックルとよばれる金属ブッシュ、ネジ式構造である。グリス充填が必要。不整地走行でアクスル、リーフスプリングが捩れると、コのシャックルが伸び側、縮み側でもたわむことで地形に追従するのである。
機能美の造形である。

この車両右側の後ろおよび左側の前のシャックルは、車重でリーフスプリングがたわむと、左回しに可動するため、おそらく緩まないように、左ネジとなっている。下部の曲げのところに、リップ状の突起が左ネジの目印。

その後、燃料補給、タイヤ空気圧調整
エア補充設備が最新、エリアもきれいになってた。助かります。

帰ってきて、漏れなし。

来週の車検に備える。

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