August 29, 2021

探求 兵主神社(西脇)

一人歴史探求。
兵庫県西脇市へそ公園からスタート、加古川沿い上流へ歩く。つくつく法師、コオロギの鳴き声が聞こえる。さて、夏の終わりで、秋を感じるさわやかな風のもと歩いてゆこ・・・どころではなく、めっちゃ!蒸し暑い!やんけ!


車のルーフボックスにアルミテープを貼って化粧したのだが、灼熱効果は有りですね。ボックス内は気温レベルの温度で、車体の熱さとは格段に違うことを実感。

西脇市であるが、実家 高砂からは加古川沿いに加古川市、小野市、加東市のつぎのまちで、住みやすそうなお気に入りの場所である。
小学生2年ぐらいまでの友達で、やすゆきくん、その子のおばあちゃんとこが西脇で、その子がいつも夏休みに西脇にいって帰ってくると、カブトムシ、クワガタ、カナブンを採ってくるので羨ましかった夢の地名であった。

やすゆきくんがおばあちゃんとこへいくときは、よく、タガメ、ゲンゴロウ(でかいやつ)、タイコウチなどをリクエストしていた。海近くの工業地域の高砂周辺では、社宅のプール、近くの用水路で、ヒメミズカマキリ、ハイイロゲンゴロウ(小さいヤツ)、コオイムシしか見たことがなかったのである。ほどなく、やすゆきくんは社宅から引っ越して、それ以降あっていない。

そんなことや、こんなとこに住んでたら、逞しく健やかになるでしょうね。てなことを思いながら歩いてゆくと

兵主神社の大鳥居

8世紀中ごろに創建、黒田官兵衛ゆかりの場所の一つだとか。秋には立派なふとん太鼓が集まるんですね。(屋根がふとんを重ねたヤツ、海側のヤッサ(屋台)より、高さがありそう。)

拝殿 茅葺入母屋造の長床式で安土桃山時代の建築様式とのこと。 

黒田官兵衛 苦笑い

福谷池
横穴式石室を持つ岡福谷古墳群の墳墓がある。周辺は福谷公園となっている。水はきれいであった。

岡稲荷神社
万延2年(1861)創建。愛宕稲荷神社とも呼ばれる。奉納された鳥居を進む

拝殿前、大きめの鳥居2本はハートを揺さぶるロックバンドのリードボーカルの方が、2014年に故郷へ奉納されたとのこと。ええはなしや。

「きみ、ウルフルズすきやろ」
「ぜったいすきやん」



トータス松本さんには、Freddie Mercuryさん(過去記事)と同じような魅力を感じる。エンターテナーというか、エネルギーというか、ダイレクト感、揺さぶるというか、まさにロックンロールですな。

案内板に神社の裏手から登山道あり。450mほどなので登ってみることに。軽く神社巡りのつもりで、大した装備なく、飲料水もコーヒー程度ここで飲んでしまった。まあ、しんどなったら引き返したらええわのつもりで出発。これが過酷なものになってしまうことに。

京都愛宕神社分霊 愛宕祀より。(409m)
眺望は、黒田庄町を少し程度で、この先の三角点頂上がもう少しなようで、せっかく来たのだからと目指す。ここまで無吸水。やめよかなと思うも、脱水とか、ぼうっとすることもないし、いくかと、進んだ。

喉の渇き、蒸し暑さで汗がでるも、休んでも汗がひかない、冷却作用が弱い。やばいな、これは。喉の渇きがさらにひどくなるが、おりてからたっぷりのもうと体の訴えをだましつつ。
渇きはさらに増す。

ここまで喉が渇くのは久しぶりである。
少年野球の練習終了時、ファンタ、コーラ、スコールやら瓶ケースを積んだ酒屋のおっちゃんがやってくる時、ボーイスカウトでのハイキング、キャンプサイトの開拓の時のGI水筒の水、高校水泳部練習後のポカリスエット瓶ボトル、喉を潤す記憶がつぎからつぎへとよみがえってきた。ヘロヘロになりながら、何とか到着。

途中で、ヒルとかマムシどないすんねんと、なんも考えないで来てしまったと後悔することなく、突き進んだ。
登山道は雨の流れた形跡だけで、最近、人が登った跡がないようだった。

三角点山(457m)
この名前が地元にも親しまれている山の名前とのこと。あ、そうなの。引き返しを何度も考えたが、登った。やり切れてよかった。自称やりきる男をキープ。



いや~ 久々にこたえた。


この後、町へ降りて、スカッとさわやかコカコーラ。(憶えているフレーズが古い!)
いや~うまいわ。格別なひとときとなった。

本日の行程 21171歩(15.8km)




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