一人歴史探求。
兵庫県西脇市へそ公園からスタート、加古川沿い上流へ歩く。つくつく法師、コオロギの鳴き声が聞こえる。さて、夏の終わりで、秋を感じるさわやかな風のもと歩いてゆこ・・・どころではなく、めっちゃ!蒸し暑い!やんけ!
車のルーフボックスにアルミテープを貼って化粧したのだが、灼熱効果は有りですね。ボックス内は気温レベルの温度で、車体の熱さとは格段に違うことを実感。
西脇市であるが、実家 高砂からは加古川沿いに加古川市、小野市、加東市のつぎのまちで、住みやすそうなお気に入りの場所である。
小学生2年ぐらいまでの友達で、やすゆきくん、その子のおばあちゃんとこが西脇で、その子がいつも夏休みに西脇にいって帰ってくると、カブトムシ、クワガタ、カナブンを採ってくるので羨ましかった夢の地名であった。
やすゆきくんがおばあちゃんとこへいくときは、よく、タガメ、ゲンゴロウ(でかいやつ)、タイコウチなどをリクエストしていた。海近くの工業地域の高砂周辺では、社宅のプール、近くの用水路で、ヒメミズカマキリ、ハイイロゲンゴロウ(小さいヤツ)、コオイムシしか見たことがなかったのである。ほどなく、やすゆきくんは社宅から引っ越して、それ以降あっていない。
そんなことや、こんなとこに住んでたら、逞しく健やかになるでしょうね。てなことを思いながら歩いてゆくと
兵主神社の大鳥居
8世紀中ごろに創建、黒田官兵衛ゆかりの場所の一つだとか。秋には立派なふとん太鼓が集まるんですね。(屋根がふとんを重ねたヤツ、海側のヤッサ(屋台)より、高さがありそう。)
拝殿前、大きめの鳥居2本はハートを揺さぶるロックバンドのリードボーカルの方が、2014年に故郷へ奉納されたとのこと。ええはなしや。
「きみ、ウルフルズすきやろ」
「ぜったいすきやん」
京都愛宕神社分霊 愛宕祀より。(409m)
眺望は、黒田庄町を少し程度で、この先の三角点頂上がもう少しなようで、せっかく来たのだからと目指す。ここまで無吸水。やめよかなと思うも、脱水とか、ぼうっとすることもないし、いくかと、進んだ。
喉の渇き、蒸し暑さで汗がでるも、休んでも汗がひかない、冷却作用が弱い。やばいな、これは。喉の渇きがさらにひどくなるが、おりてからたっぷりのもうと体の訴えをだましつつ。
渇きはさらに増す。
ここまで喉が渇くのは久しぶりである。
少年野球の練習終了時、ファンタ、コーラ、スコールやら瓶ケースを積んだ酒屋のおっちゃんがやってくる時、ボーイスカウトでのハイキング、キャンプサイトの開拓の時のGI水筒の水、高校水泳部練習後のポカリスエット瓶ボトル、喉を潤す記憶がつぎからつぎへとよみがえってきた。ヘロヘロになりながら、何とか到着。
途中で、ヒルとかマムシどないすんねんと、なんも考えないで来てしまったと後悔することなく、突き進んだ。
登山道は雨の流れた形跡だけで、最近、人が登った跡がないようだった。
三角点山(457m)
この名前が地元にも親しまれている山の名前とのこと。あ、そうなの。引き返しを何度も考えたが、登った。やり切れてよかった。自称やりきる男をキープ。
いや~ 久々にこたえた。
この後、町へ降りて、スカッとさわやかコカコーラ。(憶えているフレーズが古い!)
いや~うまいわ。格別なひとときとなった。
本日の行程 21171歩(15.8km)
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