June 23, 2002

1 Engine Down 発覚

020623
クラッチ交換実施。 N氏本部宅にて,クラッチ交換実施。新品 クラッチディスク&カバー パイロットベアリング。パイロットベアリングがKTCのセンタ-だし工具で合わないであせるが、微妙にサイズが違い,φ15でテープを巻いてセンターだしとする。
某日 晴れ 車検
例年通り、京都陸運支局でユーザー持込車検。その晩、圧縮圧力を計測した。No.1:10.0, No.2:9.0, No.3 9.5, No.4:7.5 [kgf/cm2] 全般的に低い。特にNo.4が低い。アイドルでの失火がボッボッと安定して起こりはじめた。この症状に思い当たるふしがあった。2年前ぐらいから、始動直後の短い時間であるが、どうもある気筒だけが燃焼が良くないよう状態があり、燃焼が安定するまで振動があった。ひとたびエンジンが温まれば治まる症状であった。しかし、ここ最近どうも失火状態が慢性化していた。点火系、燃料系それなりに確認したが、特に異常がありそうでもなく、もはや圧縮圧力の低下が原因である。 
   
その次の週、圧縮低下の原因が上(バルブ周り)か下(ピストンシリンダ周り)を推定するために プラグ穴より燃焼室にオイルを少量注入して圧縮圧変化をチェックした。結果は圧縮変化なし。つまり上(バルブ周り)が怪しい。JH4はF頭式なので、吸気バルブはシリンダヘッド側についているが、排気バルブ(EXバルブ)はブロックサイドに配置されるので上といっても下のようなものである。吸気か排気かは開頭(シリンダヘッドを外す)すればはっきりするだろう。そんな状況にもかかわらず、通勤や実家往復200kmの運行をしてしまう。 そのときに、突然のパワーダウン症状がでたのである。その後、No.4シリンダの圧縮はさらに悪化し、もはやJH4とは呼べない、JH3.2 という状態になってしまった。

No comments: