June 13, 2021

準備 車検整備

 来週、車検を受けるため、京都支局へオンライン予約した。今日は整備一回目、来週もやる予定。この1年で走行距離は270kmほど。
全然、走っていないわ。


整備を始める。サンデーメカ気取りで、自分でやってると、あの箇所は、あの時締めたので大丈夫とか、構造を知っているからと記憶や思い込みでチェックしていたところもあると反省。このところ、体力も記憶も怪しくなってきているので、点検整備項目に、従ってすすめる。(当たりまやろー!)
ライニングの厚み4mm

右後のシリンダー、固着、錆び有り。
鋳鉄シリンダーとアルミピストンが悪いのか、錆がでるのよね。それともフルードの影響なのか。
シリンダー磨きですむと思って組むと、妙にピストンの動きに抵抗大。カップが経年で膨潤して、膨らんでいるのである。ピストンカップ新品に交換して、抵抗なくスムーズな動きを確認した。

右フェンダー支柱、消耗している。

10:30~19:00までかかり、ステアリング関係、ブレーキ分解整備、リーフスプリングの清掃、給脂、灯火類点灯、プロペラシャフトブーツの破れ修繕までおわった。
久々に、やや蒸し暑さの中、汗と、グリスにまみれ、いらつき、ぐらつきながらの疲労感。ししゃがみこんで、立ってのスクワットのため、足が疲れた。

20年以上も、なぜ俺はドラムブレーキを整備しているのだ。一体、何の意味があるのだ・・・・道ある道さえも走っていない、と考えると、しんどくなってきた。考えるのも面倒くさくなってきて、とにかく俺はやりきる男だと、作業を終えた。

ドラムブレーキは、ディスクに比べると、水に弱い、高速連続負荷にも弱い。隙間調整もいる。J54にのりたてのころ、深夜の不整地走行の帰り、高速料金所前で水に浸かったトラムブレーキの洗礼を受けた。ぶつかることはなかったものの、効かない、片ぎきで車体が大きく揺れた。それ以降は、水に入った後は、乾かすためのブレーキ操作をした。

トラムブレーキは、高性能ではないのかなと
その晩、横になりながらyoutubeをみて、

ドラムブレーキの特長をあらためて認識。ドラムブレーキは制動力は強い方なんですね。だから倍力装置がなくても、そこそこで。ブレーキ摩耗粉をまき散らすことなく回収。何かと特長があり、だからジープに採用されたのかと思い、ドラムブレーキの整備について、YouTuberたちの作品を見て、次の作業への意欲が少し回復した。


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