March 15, 2023

経過 難病太郎

作戦実行

難病太郎は、半年ぶりのK大附属病院へ到着した。今日は眼科、免疫・膠原病科の受診である。

20年6月~23年1月までA城更生病院でステロイド療法。その間、症状は良化しているのに、ステロイドを全く減らさない。その前のK大附属病院の処方に対して、あろうことか免疫抑制罪を増やすなど、患者の心理を全く無視。
丁重に理由を付けて転院とした。また、セカンドオピニオンを求める意図もある。


難病太郎は、K大附属病院の医師へ打ち明けた。今年から○○○を○○たこと。これまでの経緯、A城更生病院の処方に対する疑念。
前回担当のベテラン医師は体調不良のため、ピンチヒッターの若手医師が対応した。難病太郎と初対面の挨拶を交わして、すぐに本題にはいった。かなりややこしい話で若手医師は当惑したが、すぐに立ち直り、事実の公表に、真摯にむきあった。難病太郎なとっては、薬には助けられた反面、副作用から回復も大変だった。これまで抱えていたモヤモヤを打ち明けることですっきりした。

その本日の診察結果である。眼科、眼底、網膜とも後遺症なく、綺麗ですとのこと。当然である。白内障も悪化はしていない。気をつけることは特にないとのこと。眼科の医師はステロイドの副作用について、患者側である。次回は半年後。

真実の記録

そして血液検査結果: 免疫暴走がおきて高い数値となっていた、フェリチン。これまで高い値から下がり方が遅かった。
フェリチン(ng/ml)基準値50~200
20年1月発病時   :20000
20年2月~6月  :2000~1000
20年6月~22年3月:1000~900
22年7月~23年1月:800~700
23年3月今日の結果:425
○○○を○○した結果がこれである。
つまり、フェリチンの下がりが遅かったのは、人体の本来の機能をだまくらかす○○○が原因だったのではないか。

SLE全身エリトマを再発させないために、不要なストレスをなくすこと。仕事は自分でやろうとせず、サボってるヤツにやらせること。ワナを仕掛けて、動くように仕向けること。
パンは焼くだけ、バター、マーガリンなし、緑黄色野菜も蒸すだけ、そのまま食する習慣となった。

健康診断でやたらと使われる基準値。それを外れていると異常扱いする診断手法。個人の正常値は様々であり、様々なモノを平均して統計的に処理をして基準値とするのは本当に正しいのか。ばらつくのではないかと、問いかけた。
そのことについては実状はそうかもしれないとのこと。

A城更生病院ではそういう話をしないし、医療のことに口出すな的な患者をバカにしたような言動、不要なエネルギーは使いたくないので、去りゆくのみである。

難病太郎は、入院していた時、よく日なたぼっこを愉しんだ椅子にすわって、茫洋と振り返った。さて、ベテラン医師と今後をどうするかであるが、若手医師へどうしたいかを伝えた。
・・・(つづく)

 

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