August 13, 2008

構想と仕組 R/C Rock Crawler How to design and how it works


試作車 改3型
けったいな(変、奇妙の意‥大阪 )R/Cロッククローラーです。仲間内に動きを見てもらうために、You Tubeに動画をアップしていました。特に海外の方々からコメントがありました。構造はどうなっているの?作り方を教えて、とか。すべてのコメントへ答えることはできないので、当方の構想と構造を紹介する動画をアップした。


技術的な裏づけに基づくものではありません。ジープの経験とScorpionに感化されて、思い付いたレベルです。

画像で目を引く、サスペンションの伸縮ですが、サスペンションは車台下のゴムとタイヤの弾性。アクスル支持連結の可動構造、Axle Articulation によるものです。
静置状態で車台にアクスルケースをコイルバネで引き寄せている。いわゆるDroop ドループ(垂れ下がり)タイプにになる。

アクスルが捩れると、センターのスイングとアクスルのツイストで伸びます。赤のシリンダバネの作用角が立ってきて、車台の支持荷重をアクスルへ伝えるねらい。

減速ギヤボックス
タミヤ楽しい工作シリーズ ダブルギヤボックスを使用。アルミ板のアクスルハウジングに無理くり納めています。ギヤ比は固定で、4種類。今回は、クローラーの重量、タイヤ径、モータートルクから、減速比 114.7。
▲アクスルケース

今回、R/C Crawler 1/10 Scale の場合、キットのパーツでは強度的に保たない部位
を補強した。

・ドライブシャフト: 6角 3mmでは、まわりどめのイモねじが緩み、シャフトがねじり折損。SUS丸棒、左右一本通しへ変更。左右の回転差なし。デフロック状態。
▲ドライブシャフ(一本通しSUSΦ3

・モーターのピニオンギヤ 
熱で、滑り発生。真ちゅう製へ変更。
・ファイナルギヤは6角の回り止めがばかになる、歯欠け。真ちゅう製へ変更。同サイズ回り止めの真ちゅうギヤはネット購入。
協育歯車工業

・その前の二段ギヤ12Tが歯が欠けます。減速比により伝達力が増加、車輪からは反転、変動トルクが入るので。このギヤについては、予備のファイナルギヤを利用し、アルミ製12Tギヤを六角穴でエポキシ樹脂固定。

それでも過酷な急斜面のアタックを繰り返すと、こうなりました。アルミの負け。右はファイナルギヤ。
モーターは、ミニ四駆用を流用。
標準モーターでは回転数、許容電流が余裕なく、パワーかプラズマを使用。

・パワーダッシュ 23600rpm 3V 3.3A
 推奨負荷:2mNm 20.4gcm
 トルク特性が良かった。無理するとこうな。

・プラズマダッシュ 28000rpm 3V 5.2A
 推奨負荷:1.9mNm 19.4gcm
 ドカンんと電流ながせますが、
 極低速でギクシャク。

・標準マブチ FA-130 12300rpm 3V
 最高効率: 0.56A 0.74mNm 7.6gcm
 ストール: 2.1A 3.53mNm 36gcm
 回転が低い。

変更点は以上です。このような対策をするのは面倒ですが、軽量化もしたい、限界見きわめのようで楽しかったです。さすがタミヤ、だから楽しい工作シリーズなのか。んなわけないやろ。

車両仕様 型式 R/C Crawler 試作車 改3型(通称ピッチー)
 全長/全幅/全高:(資料確認中)
 ホイールベース :改1: 240mm~,
改3 245~285,改4 300 ,改5 料確認中)
 重量  :(目標1.6kg、最終未確認)
 タイヤ :タミヤ WILD Willy 2
 駆動方式:各前後軸 2電動モーターおよび
      減速機搭載アクスル式
 懸架装置:スイングツイストアーム
      3リンク式リジットアクスル
 緩衝装置:ゴムダンパー、コイルスプリング
 モーター:Type 130 Power Dash or Plazma dash
 電源装置:Ni−Cd バッテリー7.2V 1600mAh

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