February 21, 2003

8 Rebuild Work (6/8)---- Fuel Pump

Fuel Pump 
機械式燃料ポンプはブロック側面についており,カムシャフトの一番前の偏心カムでポンプ駆動される.特長はガラス製のボウル,燃料の状態が視認できる.手動レバーがついているため,キャブに燃料がなくなっているときは手動で燃料を送り,一発始動できる.スターターによる無駄な苦ランキングをしなてよいのである.一応機能していたが,清掃と点検をかねてすべて分解する.
ダイヤフラムにひび割れを発見しました.経年劣化によるゴムの劣化でしょう.このまま使用つづければ,燃料供給不良になるところでした.これは三菱純正に交換した.バルブ(逆支弁)もチェックしましたが問題なさそうです.内部を清掃して,組み付けてから塗装をしました.


Imported Fuel Pump
USAパーツでFuel Pumpも試しにとってみた.今回は純正ポンプを整備したのでそれを使うが,国産のものと外観だけであるが比較してみた.部品メーカは下図のとおりで,カナダですか.外観は国産と大差ありません.手動ポンプレバーはついておりません.グラスボウルのパッキンはゴム製でした.価格$19.5.国産のASSY価格が手元にないのですが,安いのではないでしょうか.



上部からの状態ですが,グラスボウルと固定している押さえのつまみねじの形状が違う.燃料の出入り口の位置が違います.左の輸入ポンプは左側が出口です.JH4を付ける場合は燃料ホース,配管に細工が必要ですね.

ハウジングの表面の仕上がりは国産のほうが滑らかですが,外観はどちらも大差ないように思います.

予備としてストックしておくことにしました.


February 10, 2003

8 Rebuild Work (5/8) ---- Distributor, Generetor

Distributor
各気筒の点火とタイミングを機械的にコントロール.最近の自動車ではもうありませんね.とりあえず汚い.ので全てばらす.
いわゆるポイント コンタクトポイントとそのベース.その下には遠心進角機構がある.内部は特に酷い損耗やガタはありませんでした.
シャフトとのケースと接触する部位もとりあえず普通でしょうか.問題はバキューム,アイドリングなどで低回転で回転を維持するために,負圧によって点火タイミングを進角させる装置.負圧によりポイントベースを動かす,負圧室とアームからなりますが.バキュームがおかしいのでばらす.




負圧をキープするダイヤフラムがぱっくり.ゴムも硬化しているので経年によるものでしょう.バキュームだけの新品がでないが,ディストリビュータ全部ならでるとのこと.それはやめとこ.他の部位はまだ使えるから.適当なバキュームの新品から内部のダイヤフラムだけ移植した.このダイヤフラムは色からするとシリコンゴム系かな.適当に清掃,塗装.ビス類も適当に新品に交換で組みなおした.組み立てに備える.


Alternator
内部構造にあまり詳しくないが,とりあえずバラしてダストとかを出すと(失礼 疲れているようです),ベアリングシールをはずすとグリスがカビカビだったので,モリブデングリスを補充して,シールを閉じた.ブラシはまだあるようで,コミュテーターを磨いて本品は組み立てた.