朝から雨.いつもの民間車検である. 検査員,分解点検のスタッフがローテーションで代わっていた.
今年の珍問答 登場人物: 検査員(担当リーダー),整備点検員, 私(J3Rオーナー)
一つ目 検査員 「オイルパンにオイル漏れがあります.」
コルクガスケットであり,フロント部分は タイミングギヤーカバーとブロックとオイルパンという3面合わせで,シール剤をくししても,滲みをふせぎきれない難所. ここ数年 にじむ程度あり,漏れて滴るほどではないのでそのままにしていた. それでもいけないという.確かにそうでしょう.
担当「漏れ止めがあります.」 私「( それは整備ちゃう うさんくさいケミカルは潤滑不良おこすだけ わかってんのか?) そんなで止まる保証できんのか 」
担当「パーツクリナーで清掃させていただきます. パーツクリーナー代がかかりますが」
私 「ちょっと待ってください パーツクリーナー使うほどのものではないでしょう.」
担当「整備方法については我々が判断させていただきます.」 ・・・・・・・・・その後,低レベルな問答.
結局, 「ふき取り対応させていただきます.」 だが,拭き忘れかけていた.当方はどうでもいいので静観.
パーツクリーナーは蒸散ガスと缶の廃棄物がでるだけで洗浄力は家庭用洗剤に劣るのだが.
二つ目 「検査基準に適合しない箇所があります.」
作業開始時に当方は彼に挨拶をした「よろしくお願いします」と.,そしてエンジン周りの点検しながら,彼は「この車は私より年上ですわ. 私 昭和54年式です.」 「そうですか」. そして「すみません オイルレベルゲージガイドはどこでしょうか? 見つけてやろうと探したのですがすみません」「ここです. フィラキャップについているでのすよ」「そうでしたか」「古い車ですけど 今の車よりも合理的なところもあるんですよ」と和やかに各部の点検が進んだ.
しかし,その54年式くんが検査官ばりの冷徹なまじめな顔で検査基準に適合しないところがあるという. ステアリングタイロッドエンドのゴムプーツが破れです.検査員担当も加わり3人で確認. 破れにみえませんけど. 当方「グリスガンでいれればすぐわかりますよ.」 工場のグリスガン(足踏み式)を持ち出してきたが,グリスがなかなかでてこない.
( グリスガンの整備もできてないのか アホくさ ) 当方のJ3につんでいるグリスガンで対応. 結局 グリス抜き穴を知らなかったようである.ま 今の車はないもんね.別にもういいよ.私は温厚ですから.(こんにゃろめ~ ぬぬ)
確かに汚いです.ナックルエンドのへこみは当方以前の整備でたたかれたもの.
14年以上経過しているので,もう気にしていない.
三つ目 「叩かないとはずれませんよ」
54年式くんとは良好な関係になりたかったが,リヤブレーキドラムの分解時. 手馴れた動作で ドラムを鉄ハンマーでたたき,はずしていた. 当方( やりよったな. 叩かんでも外れるのに. それも叩く箇所があるのに,そこではなく鋳鉄と板金の2ピースドラムの板金部分をたたきやがって. ま知らないからしかたないわな ) その様子では何の配慮もなく,フロントのアルミフィンドラムまで叩きよるな~ ・・と思ったので・・・・・
私 「フロントはアルミなので叩かないでくださいね」
54年式くん「叩かないと外れませんよ」
私「 (外れるかどうか確認もせず,いきなり叩いとったやろが) 外れますよ. 私がやりますわ 」
フロントはサッと手作業だけで外した.ドラムの内径とハブフランジ側の勘合部をきちんと清掃し,グリスでも薄く塗布しておけば.ひどい固着にはならない.慣習的に思考する人間とは話しする気はない.現状を疑い,改善する余地がないかつねに真理を追い求める余裕もないでしょうね.
リヤブレーキ周り.水性塗料はまずまずか.
ただ,運転操作の要領がいまひとつでも,点検整備を看板にしているのなら,積極性がほしいですね.各種テスター時はすべて当方が運転することに.ジープが運転できれば大概の自動車を運転できると思います.その逆はないようですが.
オイルパンなどの油脂部分の漏れや清掃はきちんとします.ご指摘ありがとうございます.
来年も・・は後向きに検討させていただきます.いい設備,環境があるのに,中身が残念.やらされ感があるし,楽しさがない 客にそういうオーラを察知されるようでは. もうちょっとサービスの質と効率がよければ収益も上がるでしょうに・・
1 comment:
この休日車検店は、もうなくなっていました。数年前に。
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