May 30, 2010

J3 Maintenance 車検の準備,高温潤滑,水性塗料

来週はJ3の車検.ジープにのりはじめたころは直接 陸事にもっていっていたが,ここ数年は 休日車検を利用.休日1時間程度で,光軸,ブレーキ,一連の検査ができ,2柱リフトであげてくれて点検確認もできる. 
いつもお世話になっているところに一昨年 こうるさい整備士があらわれた.初対面のとき,当方のジープをみて「このトゥバーははずさないとダメですね.」 当方内心(...なんじゃこやつは?...) 「あ そうなんですか.この車両は中古新規で登録したとき,トゥーバーも含めて 検査,登録していますが 何か? 」 こやつ「あ そうですか それなら構わないです.」 
そして 昨年,2柱リフトにあげてハットチャンネルの腐りを見て. こやつ「かなり腐ってきていますね レストアが必要ですね.このままでは不合格となります.今回はいいですけど」 当方 「ボディマウント部はボルトでとまっているので よくはないですが保安基準には抵触しないのでは」 こやつ「陸事の判断と当店での判断は違いますからね・・・強度が問題になるんですよ 強度が・・・ 」 当方内心( この俺様に強度を説くか・・ ) 経年で遣れてくるジープをパキッとできず,隙だらけのままにしている 自分に落ち度がある.今年もブチブチ言われるであろうから,とりあえず腐っているところを除去.運転席側はハットチャンネルを除去すると,大幅にフロア部も切除してしまったのでアルミ板をあてた.
高温潤滑剤
7年前にエンジンオーバーホールしてからエキマニはZincリッチスプレーを塗布しているが,さびがでてきた.ナットには 高温潤滑剤という900℃までの粉体ドライ潤滑のボロンスプレーを使用していた.その効果はいかに.特段緩みはなく,ナット外観は肉痩せが少々,ねじ面は酸化による腐食もなく,スルスルとほどけた.効果ありだ.これからも使おう.



水性塗料の試行
J3の車体色は その昔,とあるショップから取り寄せた米軍カラーをつかっていたが,その品番がなんであったかわかっておらず.塗ってから12年以上もたつので,ところどころ薄らぼけてきた.また塗料を調達して・・・と考えていたが,もっと手軽にできないかと.目に付けたのが水性塗料である.ホームセンターで手軽に入手でき,溶剤は水とあって取り扱いや環境において格段にメリットがある.耐久性や塗膜品質は落ちるであろうが,手軽にぬれるところが捨てがたいので挑戦.


今の色はとても気に入ってる. 基本的に茶色なのだが,薄暗いときなど弱い光では 緑っぽく, 光が強いと茶が強く見える.過去に塗料屋さんで塗膜をあずけて調合してもらい一部それで塗っていたが,特定の光では似ていたが,緑っぽくみえるときと茶色がつよくなる特性が再現できておらず,雨の日は明らかにことなる色となっていた. OD三原色をもちいて20パターン以上を試して,朝 昼 晩と晴天雨天の光で確認して,どうにか近い比率を突き止めた. 下は試しにマウンテンバイクの泥除けにぬったところ.紙にのっているのがJ3から採取した塗膜片. 

刷毛塗りには100円ショップのソース塗りの刷毛がとても使い勝手がいいことを発見.適度に腰があり,抜け毛がまったくないのである.塗料の含みも過剰でなく適量.


ストレートフェンダに水性塗料を試し塗り.グリル部は現状のまま.左:自然光 右:フラッシュ 緑っぽくなるのと 強い光では茶色っぽくなる特性がでた.これが好きだ.厳密にはちょっと元色より緑がつよっぽい状態である.耐久性をにらみながら今後を考えたい. シンナー代もバカにならならい.水ですむのならこれほどうれしいことはない.

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