October 30, 2025

視聴:道なき道をゆく人と車

YouTube動画「Sand Ship Discovery Jeep CJ-5 - Patty and Loren Upton's Guinness Record Round-the-World Expedition」の要約

​この動画は、探検家ローレン・アプトン(Lauren Upton)氏の妻パティ・アプトン(Patty Upton)氏が、故ローレン氏と彼の愛車であるジープ「サンドシップ・ディスカバリー(Sand Ship Discovery)」について語るインタビューです。彼らは、このジープで世界一周探検を行い、ギネス記録を達成しました。

世界一周探検の概要
  • 期間と距離: ローレンとパティは、約5〜6年をかけて世界を周り、**56,000マイル(約9万キロメートル)**を走破しました [00:45]。
  • ダリエン・ギャップ(Darién Gap): 探検の目玉であり、最も困難な部分の一つであるコロンビアとパナマの間の未踏のジャングル地帯「ダリエン・ギャップ」を走破しました [00:53]。この区間は全行程の125マイルに過ぎませんが、極めて過酷でした [01:13]。
探検の歴史とパティ氏の参加
​ローレン氏は、このCJ-5で成功するまでに、ダリエン・ギャップの走破に3度失敗しています。
  • 最初の試み(1975年): フォードF-250で挑戦。途中で後部車軸が破損し、同行者が射殺されるという悲劇に見舞われました [04:48]。
  • 二度目の試み(1977年): 新しいCJ7で挑戦し、49日かけてダリエン・ギャップを通過しましたが、エクアドルで300フィート(約90メートル)の崖から転落し、車両を失いました [09:32]、[10:02]。
  • 三度目の試み(1979年): コロンビアとの国境付近で公園職員との賄賂に関する意見の相違から、ジープを放棄せざるを得なくなりました [12:14]、[12:46]。
​パティ氏は、4度目の探検となるこの旅に、当初は写真家として30日間の予定で合流しました [15:02]。
探検車両「サンドシップ・ディスカバリー」
​探検に使用されたのは、1966年製のジープ CJ-5です [18:24]。ローレン氏は探検に備えて数多くの改造を施しました。
  • キャブの拡張: ローレン氏の身長(6フィート4インチ、約193cm)に合わせて、ルーフとキャブを4インチ(約10cm)カットして持ち上げています。これにより重心が高くなりました [18:49]。
  • サイドヒル・アジャスター: 車両が横に傾斜した地形を走行する際に安定性を高めるため、カスタム製のターンバックル(ねじ式金具)で車体の傾きを調整する仕組みを開発しました [25:38]、[26:01]。
  • ウインチ: ラムゼイ(Ramsey)社製のパワーテイクオフ(PTO)ウインチを装備。これはダリエン・ギャップ通過に不可欠な装備でした [26:34]。
  • バンパー: 丸いパイプ状の高張力鋼製バンパーは、障害物にぶつかった際に引っかからず滑りやすいように設計されています [27:43]、[28:20]。
  • ケーブル・ドラッグ: 急な下り坂を安全に降りるために考案された手法で、ケーブルを硬い樹木に巻き付け、ケーブルの先に数名の作業員がついて摩擦とブレーキ力を利用して降下速度を制御しました [34:11]、[34:58]。
  • 居住と食料: 車内にはカスタム製の燃料タンクや、寝台として使用できる折り畳み式のシート、および工具や貴重品を収納するための施錠可能な複数のコンパートメントが備えられていました [37:17]、[42:09]。ダリエン・ギャップでは、主に米と豆を食べ、狩りで得た野生の七面鳥や豚の肉は、冷蔵設備がないため燻製にして保存していました [45:04]、[45:44]。
​最後にパティ氏は、夢を持つこと、目標を設定すること、そしてコンフォートゾーン(安全地帯)から抜け出すことの重要性を語り、旅を支えてくれた世界中の人々への感謝を述べました [46:41]、[48:47]。

​動画のURLはこちらです: http://www.youtube.com/watch?v=TvTKXeDMA0w

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