December 16, 2023

過齢 ドライブシャフトブーツ

 

日常車EKワゴンのドライブシャフトブーツ
破れ、分断(37万2000km
タイヤ外径532mmとすると1回転で約1.67m
約2億2千万の回転
(瞳には2000万回足りない)


単身赴任先の駐車場にて、下回りの錆が気になって、チェックしてると、左フロント外側のドライブシャフトブーツの下のアームにグリスがちょこんと乗ってるのを発見。

あ~ブーツ破れか!とうとうきたか!
シャフト側のクランプエッジ部でパカンと分離していた。グリス飛散防止の応急手当。
前進回転でほどけない方向に、
自己融着テープで巻く。

ブーツを触ってみて、ゴム劣化軟化はなく、
材料的にはしっかりしているように感じた。

調べてみると従来のクロロプレンゴム(CR)とかではなく、硬いヤツはポリエステル系熱可塑性エラスマー(Thermo Plastic Polyester Elastmer TPEE)というらしい。しらなんだ。
熱可塑性樹脂だから溶融接合できるのかもしれないですね。一昔前、昭和車のイメージのため二昔か、とは違い、ドライブシャフトおよびブーツとも耐久性がすごいですね。
軽自動車ゆえの低負荷だからかも。

ドライブシャフトはまだ使えそう。
ネットの整備ブログでも左側で同様。AT搭載側でドライブシャフトが短く、曲げ角が右側より大きい側、ブーツの屈曲作用も過酷だからか、バンドエッジで切れているので、エッジをRにするとか、緊縛力を弱めれば、まだ耐久寿命はあったかもしれない。

だが、他のブーツ、CVJ、グリス、AT側のオイルシールなどのこともあり、販社と相談して、左右ドライブシャフトAssyリビルト品とした。 

部品待ち





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