May 27, 2023

準備2 J3R車検

来月後半に車検予定。徐々に整備していく。
フロントブレーキのリザーブタンク液面が少し減少。漏れ点検から始めた。

昨日、フロントブレーキ右だけを分解。前方シリンダー(ピストン側下向き)から漏れあり。シール交換を実施。(約2時間)ブレーキシュー、ドラム、各部清掃、要領を忘れ気味、で時間がかかる。有機溶剤系のクリーナー使用せず、水と中性洗剤で清掃。

今日、フロントブレーキ左側。こちらは漏れなしだが、ピストンシールを交換。
NT0006(4610A062)

ブレーキ分解時、ブレーキ液の滴り落ちを防ぐために、これまで、ブレーキパイプにゴム栓したり、ホースをクランプしていたが、YouTube情報で、ブレーキを踏みッぱなしすることで、滴らないと。(へえ~しらんかった)

その心は、リザーブタンクの空気取り入れが遮断され、マスターシリンダー内部が大気圧より低いため。ということは、フタの空気取り入れ口をふさげばよいのでは。リザーブタンクのフタにサランラップをかましてみた。
サランラップ液止め方法
サランラップをかまして、フタ。

結果、止まった。無駄にブレーキ液を消費せず、エア抜きも液を送ればできている。
ブレーキ整備中、液は減らない、そのまま。
ブレーキを踏み、離すとフタは引き込まれた。内部は低圧となる。

ピストンシリンダーを外した後
滴らない。

ピストンシールの取り外し
竹の割りばし利用。

グイッと上へ持ち上げる。

外れた。




シリンダー内面清掃。

ピストン内側も汚れ、荒れを研磨。

ピストンシールの取り付け
専用ジグがないとかなりやっかい。
右側へずらして広げる。

拡張、ずらすのに強靱な指先が必要。

やっとこさはまった。
指先が痛い。


作業結果
左右ともシリンダーを取り外して、内面清掃
ブレーキライニング厚さ3.7~4.0mm
ピストンシール交換
取り付けて、エア抜き完了
ホイールナット締め付け完了

作業工程 
フロントブレーキ片側
ホイールナットを仮緩め
ジャッキアップ
ホイールナット、タイヤ取り外し
ドラム、ビス緩め、外し
ブーツめくり、漏れ、ライニング厚さ点検
ブレーキシューホールドピン外し
シュー取り外し
ドラムとシュー取り外し、清掃
バックプレート部
水洗い、拭き取り
ブレーキリザーバー漏れ止め処置
ブリーダープラグ受けボトルセット
ブレーキパイプコネクター外し
シリンダー取り外し
ピストンシール取り外し
ピストン、シリンダー清掃、研磨
ピストンシール取り付け
シリンダーグリス塗布
組み付け、ブーツ取り付け
グリス充填
ピストンシリンダー取り付け
ブレーキパイプ取り付け
ブレーキシュー表面ヤスリがけ
シュー取り付け、
シューはフランジ側へたおしておき、
リターンスプリングをかける、
シューをバックプレーへ押し当て、倒れ防止の木片かドライバーをハブフランジとの間にかませる。
ホールドピン、スプリング取り付け
ホールドピン、リテーナー位置および
組み付け点検
ブレーキシュー位置確認、調整
ドラム取り付け、ビス取り付け
ブレーキエア抜き、ライニング隙間調整
手回し点検
タイヤ取り付け、ナット仮締め付け
ジャッキ降ろし
ホイールナット本締め、トルク点検
完了





No comments: