ジープはハンドクランクでエンジン始動ができる。クランクプーリーナットにはハンドクランクツールがつかえるように、ピンシャフトつきである。専用工具をもっていないが、身近なモノで流用できないか思案。
当初、車載の油圧ジャッキのハンドルパイプでトライ。ゆっくりとクランキングできたが、本気で力を入れるとあっけなく変形。材料、構造の限界を超えているようである。
クロモリ合金鋼のソケットではと。ジープのバンパー、フロントメンバーにあいているハンドクランク用の穴径は 26.8mm。 19mmソケット(二面幅3/4inch)が外径26mmで絶妙。クランクプーリーナットのシャフトに引っ掛かる用に手加工。
Φ4 →Φ8の穴をあける。ハンドクランク時に引っかかり、エンジン始動で外れるように細工。ハンドルはなくありあわせのエクステンションバーと T レンチを使用しました。
ハンドクランクによる始動では、下から上へ力を入れるのが良いとのことです。逆転時に、ハンドルが上から下へ動くほうが、ケガ防止のため。
結果、エンジン始動できました。クランクプーリー円周上のピンク色の三角マークがNo.1クランクピンの位置を表します。1ストロークで着火することが分かります。19mmソケットとして使えつつ、ハンドクランクにも使える。ということで目標達成。
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