クーラントの防錆はだいじょうぶかを簡易的に確認.サブタンクから採取したクーラントに,適当な錆びたワッシャを磨いて,つけてみることにした.
一週間後,特段 錆が進行したような感じはない.気温も低くくなってきたので,確実とはいいがたいが,クーラントはだいじょうぶということにしよう.
錆びているところは,分解もできず,ブラシもつかいにくいので,リン酸水溶液に浸漬して除錆.ステンレスの中ぶたを持ち上げてみた.外側のキャップ本体はメッキされた鉄.ラジエータが負圧のときの通路となる中の太短いパイプは黄銅のようである.この二つはリベットで結合されており,鉄側,メッキ表面がよく錆びているようである.
ひょっとすると電食か.イオン化傾向のことなる異種金属が接触して,電解質の環境があると イオン化傾向の大きい側が腐食していくらしい.イオン化傾向は 鉄>黄銅. J3Rは元々,ラジエータサブタンクはついていない.水のつぎ足しがめんどくさいので,サブタンクをつけたのだが,それがいけなかったのか. この部位が水蒸気やら何かとぬれている状態が保持されてしまう. サブタンクがなければ通常,大気開放であり,キャップが圧で開放時以外は乾燥していて特段さびなかったのかもしれない.
とりあえず,対策として水蒸気やらの環境との接触を遮断するために,ジンクで様子見をすることに.さて,どうなるか. オールステンレス製のキャップに交換すればいいのだろうけど.
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