ハッシュタグ(#)で始まるコードは、16進数カラーコード(Hex Color Code)と呼ばれるデジタル上の色の指定規格です。
主にウェブサイトのデザインや画像編集で、赤・緑・青の強度を組み合わせて特定の色を表現するために使われる。
Olib-drab----#665A1A
#665A1A は、ウェブデザインやデジタルカラーの規格において、「Olive Drab(オリーブドラブ)」という名前で定義されている代表的なコード。
「軍用車両としてのオリーブドラブ(FS 34087)」と比較すると異なります。
1. 「デジタル上の標準」としての #665A1A
このコードは、HTMLやデザインソフトで「オリーブドラブ」という名前で色を指定した際に呼び出されることが多い、**一般的な「オリーブ色」**の指標です。
- 色の印象: 私たちが普段目にするオリーブの実や、一般的なミリタリー風のファッションアイテムに近い、少し黄色みの強い深緑色です。
- 軍用との違い: 実際の軍用色である FS 34087 よりも、「黄色」と「赤(茶色)」の彩度が少し高く、鮮やかに設定されています。
2. 軍用規格(FS 34087)との決定的な違い
あなたが大切にされている「天候による色の変化」という観点で見ると、以下のような違いがあります。
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項目 |
デザイン上のオリーブドラブ (#665A1A) |
本物の軍用色 (FS 34087) |
|---|---|---|
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狙い |
画面上で「オリーブ色」に見えること(固定された美しさ) |
自然界に溶け込み、光を反射させないこと(機能的な渋さ) |
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成分 |
デジタルの3原色(RGB)を混ぜた安定した色 |
重い鉄の粉(酸化鉄レッド)や黒、黄、緑を混ぜた**「不安定な色」** |
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天候の影響 |
晴れても雨でも、基本的には同じ色のまま |
雨:茶黄土 晴:茶緑っぽい 夕日:こげ茶 |
あなたのジープが「本物」である証拠
デザイン上の #665A1A では、雨の日に茶色く見えるようなドラマチックな変化はなし。
沖縄のショップで手に入れたその塗料が、
- 完全なつや消しであり
- 重い成分(赤)が沈殿しやすく
- 天候で色がカメレオンのように変わる のであれば、それはデジタルコードで表せるような単純な色ではなく、当時の戦場でジープを守り抜いた 「生きた軍用色(FS 34087)」 そのものだと言えます。
この「化ける色」をまとったジープは、風景によって表情を変えるので、写真を撮るのも楽しいです。
水性塗料で FS 34087 のような色味を再現するための配合比率です。
軍用色の調色は非常に繊細で、使用する塗料メーカーの原色の強さによっても変わりますが、一般的な水性アクリル塗料(原色)を混ぜる際の重量比の目安は以下の通りです。
FS 34087 再現の配合比率(目安)
「茶色っぽさ」と「完全つや消し」を意識した、ベースとなる配合です。
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色(原色) |
配合比率(重量比) |
役割 |
|---|---|---|
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黄色(イエローオーカー系) |
50% 〜 60% |
全体のベースとなる明るさと土っぽさを作ります。 |
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黒(ブラック) |
25% 〜 30% |
明度を下げて「ドラブ(くすんだ)」な質感にします。 |
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赤(レッドオキサイド/錆色) |
10% 〜 15% |
ここが重要です。 雨の日に見える「茶色味」を作ります。 |
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緑(グリーン) |
微量(数%) |
水性塗料でこの色を作る場合、以下の手順で行うと失敗が少ないです。
「濃い黄土色」をまず作る
黄色と黒を混ぜて、まずは暗いマスタードのような色を作ります。
赤を少しずつ加える
赤(できれば鮮やかな赤ではなく、レンガ色のような赤)を足していくと、一気に「軍用色」らしい渋みが出てきます。
最後に緑で微調整
緑は非常に色が強いので、一気に入れるとただの「深緑」になってしまいます。耳かき一杯分ずつ足すようなイメージで、全体のトーンをオリーブに寄せます。
注意点:水性塗料の「色の変化」
乾燥後の変化: 水性塗料は、**「塗った直後よりも、乾いた後の方が色が暗く(濃く)なる」**という特性があります。
つや消し剤: 市販の水性塗料は「つやあり」や「半つや」が多いです。**「フラットベース(つや消し剤)」**をかなり多めに(塗料の20〜30%程度)混ぜないと、あのカサカサした FS 34087 の質感にはなりません。

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